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“ 居合術では、「刀は抜くな。絶対に抜くな。しかし、抜いたら必ず斬れ!」と教えられます。

 形容矛盾の極みです。

 しかし、そこには深い理念があります。つまり、「武器は最後の最後まで使わないように心掛ける。けれども、使うと決意したら絶対に相手を倒すことを目的とせよ」という理想と現実がそこに折り合いをつけて共存されるのです。

 ですから、私は斬れる刀にしか興味がないし、戦える武術しか求めていません。

 それは、すべて、必要な時に使えるという“戦いへの備え”だからです。

 警察官が拳銃を持つのは何故か? それは、市民を守るのが任務だからですよ。

  でも、事件に遭遇した時に警察官が駆けつけるまで自分が守らねばならなくなったらどうするか? まして、警察官と言えども、拳銃射撃の訓練をどの程度やっ ているのか? 恐らく、ろくすっぽ訓練はしていないでしょう。ただ持っているだけです。しかも相当に旧式の回転式ニューナンブM60を・・・。

 どうして断言できるかというと、私の親友が元SAT隊員だったから、警察官の射撃訓練の実態とかも聞いているからです。

 日本の警察官は、捜査はプロでも市民を護る防衛の技能は低いでしょう。そもそも、そういう訓練はしないのです。

  奇しくも弁護士が刺された事件がありましたが、何と、警察官が駆けつけておきながら、犯人と被害者を間違えて取り押さえて、そのスキに犯人が刺したという 前代未聞の失敗をしたそうですが、これでは救出に行かなかった方が被害者は助かった可能性が高いでしょう。これは“業務上過失致死”になってもおかしくな い。

 私なんて、凶器を持った暴漢に襲われた時には、警察官に助けてもらおうとは思いませんよ。申し訳ないし、多分、自分で戦った方が確実だと思っています。

 知らない人は、「警察官は柔剣道の黒帯で拳銃だって持っているんだから・・・」と思うでしょうが、とんでもない勘違いです。これは自衛隊員でも大同小異だと思われます。

 要するに、日本の警察官も自衛隊員も戦闘のプロと言える水準の技能は持っていないのです。リアルな戦闘経験がないのですから、それも仕方がありません。”
11/09/2010 12:48
 
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